平成27年度 事業活動報告

◆障害事業

~四日市エリア~

○あおぞらワーク(就労継続支援・生活介護事業)
できた事 できなかった事
・作業場内の配置換え
高齢な利用者が多い為、歩行の鈍い方々の事も考慮し利用者の動線を考え広く安全な通路の確保、及び検品に回る職員の効率を向上。
・食事の二部制
テーブルや椅子の配置を変更。食事を摂る時間を二部制にし混雑を防いだ。
・新しい取り組み
書道・ハンドベル奏者・ハワイアンバンド・笑いヨガ・腹話術など、外部講師を招き未体験取のレクレーションを取り入れた。リボン・カチューシャ・ラベンダーカップ製作などの自主製品の開発は「Cotti菜」での販売まで結びつけることができた。
高花市場、小山田記念病院内の足湯及び喫茶など近隣ながら地域社会と触れ合う外出の機会を多く取り入れることができた。
新作業の取り入れ(ナガタパック社)
個別送迎による利用者獲得。
・就労支援
希望者によるハローワーク主催の就職説明会への参加や障害者雇用登録、一般企業への就労。
・通所率100%
年間トータルで通所率90%であった。
(H26年間トータル86.6%)
・目標工賃(\3,000-)の確保
生活介護、就労B型で合わせて年間平均すると\2,821-と、事業所としての平均工賃が\3,000を下回った。
・新作業の獲得
事業所として工賃向上の為、新作業を3作業(業者)確保したかったが、思うように営業展開出来ず、工賃の向上も進まなかった。
・利用者の拡大
見学及び体験者は年間で21名あったが、就労経験者や若い方にはなかなか好まれず、生活介護もしくは、のんびり作業がしたい方、年配の方など正式契約者は4名にとどまった。
  • 利用者の動線を考え、通路確保や混雑緩和などの日常の環境を整えることに重点を置いた。
  • 配置換えや時間二部制などを取り入れ安全な通路を確保する事により事業所内に於いてはケガ人を出すことなく安全に過ごして頂けた。
  • 「今までしたことない(行ったことのない)体験」をコンセプトに、利用者の希望に耳を傾けながら地元施設への積極的な外出、ハワイアンバンドやハンドベル奏者などの楽しめるものや、書道家などの芸術的要素の外部講師を多く取り入れマンネリ化を防ぎ年間を通して楽しんで頂く機会を提供できた。
  • 職員の資質向上については、利用者の高齢化を考慮し嚥下・認知症・介助の専門講師に依頼し部署内研修を行った。
○みのり工房(就労移行支援・就労継続支援事業)
  • 新規契約者は就労移行事業で12名、就労継続B型4名で、就労決定者は7名でした。作業としては、古紙回収に力を入れ、より良いサービスを目指すために、話しがしやすい雰囲気作りに努めました。今後の取り組みの中で、就労移行事業から就労決定者が出た時の利用者確保と就労プログラムの実施から評価までの確立をしていきます。
○コミュニティハウス オレゴン(生活介護事業)
  • 新規契約者は3名でした。利用者との信頼構築のために、個人面談を定期的に実施しました。また、健康への意識を高めるため、看護師によるバイタルチェックなどで、変化が見られるときは、家族や世話人に連絡を取り、情報の共有に努めました。
  • 継続した通所ができるように、「コーヒーサービス」の時間を設け、コミュニケーションをとるきっかけ作りをしました。
○GH四季の里(共同生活援助事業)
数値目標:入所率98%
数値実績:入所率94.32%
入居者の体調管理は徹底をしていたが、精神疾患以外の内科疾患等の入院者もでてしまいました。取り組みとして、味噌汁の提供を開始し、評判も良く、共同スペースにて入居者同士で食事をされる方も増えました。土曜日におかげ横丁へ行くなど、余暇活動の幅も増やすことが出来、また、入居者の高齢化もあり、外路に転倒防止施工や浴室内の手すり、階段には一段ごとのすべり止めを取り付けました。
○障害者相談支援センターHANA
①委託相談支援事業 市町と関係機関(居宅介護事業所、訪問看護や在宅介護支援センター社会福祉協議会など)の連携強化を図ることで、相談件数のアップにつなげることが出来た。
障害福祉サービスにつながらない困難ケースにも継続して関わること出来た。
相談支援から四季の里の事業所につながったケースの件数:12ケース。
相談件数
年度 相談件数
平成26年度 6,712件
平成27年度 8,422件
(前年度比125%)

②計画相談支援事業
平成26年度に積極的に計画相談を受けてきたため、モニタリングの件数が約2倍
に増加したが、職員の負担が大きくなってしまい残業が増えてしまったため、平成27年12月より職員体制を4名→5名に増員して職員の負担の軽減を図った。
計画相談件数:233件
  本計画 モニタリング 合計
平成26年度 218 201 419
平成27年度 222 440 662
(前年度比157%)
請求金額(単位:円)

 

金額

平成26年度 6,537,456

平成27年度 9,568,428

(前年度比146%)

③地域相談支援事業
地域相談請求金額(単位:円)実人員1名
  金額
平成26年度 0
平成27年度 165,116

医療機関への営業を行うが、対象人数が1名しかおらず予算比41%となっている。

【今後の課題】
  • 計画相談支援の業務に時間が取られてしまっていて、家族へのアプローチや、新規利用者の掘り起こしに時間が取れていない。
  • 基幹相談支援事業所(困難ケースの対応、圏域での研修会、事例検討会などを行う)機能も担っていくため、職員の更なる質の向上を図っていく必要がある。

~鈴鹿エリア~

○ブナの森すずか パートナー(生活介護事業)
できた事 できなかった事
・職員の質の向上
・日中一時支援の受け入れ
・年3500円の工賃目標を達成
・入所と連携し、利用者ペースで通所を促せた
・入所との利用者支援の違いを減らせた
・主要会議を実施できた
・新人職員用のテキストを作成し、それを基に新人教育ができた
・避難訓練は毎月、実施できた。また、衛生管理も徹底できた。
・自己研鑚を積極的に行い、介護福祉士2名となった。
・介護分野からの転職者は定着しなかった。
・自主製品の販売先を増やせなかった
・行動援護事業立ち上げのための職員採用はできなかった。
日中一時支援事業について、鈴鹿、亀山に続き四日市で開始しました。入所と連携し、利用者ペースで通所を促すことで、利用者の状態安定につなげられました。入所と合同で管理者・サビ管・主任が課題点を話し合う事が出来ました。衛生管理、危機管理は徹底して行う事が出来ました。職員教育についても新人職員用のテキストを作成し、それを基に新人教育が出来ました。また、自己研鑚を行い、介護福祉士に2名合格しました。
○ブナの森すずか(共同生活援助事業)
できた事 できなかった事
・業務と支援の周知の繰り返し。
・健康管理
・サビ管候補の育成でサビ管講習を受けさせた
・虐待防止策として、毎日の行動チェックの実施を開始できた
・通所との連携
・夜勤者の確保
・利用者1名の確保
・清掃業務の徹底
人材育成については1名をサビ管講習に受講させ、今後のサビ管候補の育成を開始できました。人材確保については夜勤者の採用が難しく、世話人の配置を4:1から6:1に変更した。利用者支援については昨年度に比べさらに、通所と連携が図れました。また、入所通所の管理者・サビ管・主任で毎月会議を行い、課題を話し合うことができました。利用者支援について、健康管理を向上させることが出来ました。虐待防止策として、毎日の行動チェックの実施を開始できました。
  • 昨年度に比べ、健康支援が実施できたが、今後更に強化したいと思います。
  • 職員教育について、正規職員を登用したことにより働く意欲が高まり、改善提案が増えた。今後は職責に応じた業務に取り組み、責任を持って支援内容を検討実施してく事が課題として残りました。

~伊勢エリア~

全体的に

  • 通所2事業所と入所事業所、また相談支援事業所の連携を効率よく図ることにより法人の持つスケールメリットとして発揮することができました。その結果として地区のニーズに幅広く応え伊勢地区により深く根差すことができました。
○はじまり作業所(就労継続支援・就労移行支援事業)
  • 就労移行事業を行う特性を生かし、より一般就労に近い形での外勤先の開拓と就労支援を最重点にサポートを行った。その結果として職員の効率的配置と接遇スキルの向上が必要とされ職員教育に力を注いだ。職員面談の強化と報連相の頻度もあがりました。
  • 利用の促進も立地と就労移行を持つ強みを発揮する事ができて運営的にも安定した拡大がはかれました。
○杜の作業所(就労継続支援事業)
  • 数値の実績は例年通りであったが、事業拡大を目指し利用促進のために地道に関係機関を回り他機関とのつながりの構築を試みました。少しずつ見学問い合わせが増えました。地域からの新規利用は1名にとどまるも今後継続したアプローチにより更なる利用の獲得を期待できます。
  • 配置の工夫を行うことにより職員の目的意識の向上が図れました。翌年よりの新規事業(生活介護事業)を目指し、他法人の事業所への積極的な実習参加を行い職員の意識向上を図ることができました。
○CH・GHはじまり(共同生活援助事業)
  • 感染症や熱中症対策として、衛生管理の強化並びに利用者への啓蒙活動や声掛け、指導など予防対策に努めました。また、夕食支援や健康支援の見直しを図り意義のあるものになるよう努めました。
  • 利用者ニーズを把握するため各部署と連携を図り、情報交換や情報共有に注力しました。また、毎月1回のペースで防災訓練を実施し、緊急対応への応急手当等の講習も実施した。
  • 定期的な職員研修に加え、外部セミナーなどに積極的に参加をしました。
  • 法的にハードルの上がりつつあるGHの定員拡大の布石として、法的に叶った建物の確保がはかれ、翌年度以降の定員増に結び付けそうな見通しができました。
○相談支援センターよろず
  • 障害者自立支援サービス計画については、当初目標を140人に設定し、計画相談 を190件に想定しました。途中配置の上で困難な場面もありましたが、職員努力も 有り、従来の目標の121%、231件の計画を立てる事が出来ました。
  • 一般相談の西地域相談支援センターは、この1年間で406人(月平均33.8人) を支援し、内容は家庭訪問、病院等同行支援、電話相談、関係各機関との相談等を1 271件(月平均106件)の相談を実施する事が出来ました。このように、地域に 定着が図れてきたため、今後は相談人数並びに件数は増える傾向に有ります。
  • 今年度、特に反省すべき点は、よろずの計画相談の職員が年度途中に退職をしたた め、その対応に追われた事でした。今年度は数値目標を達する事が出来ましたが、今 後は計画的に人材の育成に力を注いでいきます。

~志摩エリア~

全体的に

  • 新設GHの待機者募集の営業においては様々な情報が得られ、入所事業所とともに通所事業所においても関係各所との連携が図れ、新規利用者の獲得にも繋がりました。
○PEACE WORKERS(生活介護・就労継続支援事業)
  • 真価が問われる2年目の年となり、事業所の安定運営を方針として掲げ、定員を下回らないよう利用者の獲得が急務でありましたが、志摩市内にA型作業所が2カ所増え、当事業所利用者も5名が退所される結果となりました。しかし、危機感を持って行動し、当事業所の持つ手厚い支援を売りに関係機関との信頼を更に深めたことで、当初計画の利用者数を維持することが出来ました。
○Peace Power House(共同生活援助事業)
  • 賃貸物件による新規GHの立ち上げを予定したが、消防法の基準に合致する物件が無かったため、新設のGHを来年度に繰越して、予定することになりました。それに伴い関係各所を回りニーズの掘り起こしと待機者リストを作成することが出来ました。
  • また、既存のGHの待機者とも重なり、GHにおいて2月以降は満床とすることが出来ました。

◆保育事業

○どんぐり保育園
  • 開園3年目を迎え、定員110名に対し、113名でスタートし、年間平研115名在園児数になりました。一時預かりも月平均40名の児童を受け入れるなど、ニーズの高い保育園になりました。
  • 年度中の園長退職もありましたが、現在まで変わらず運営を行えています。年度末で2名の保育士が退職した中、保育士の数もぎりぎりで、現在も募集をしております。
  • 最近は、一時預かりなどで、保護者への支援が必要なケースもあり、現場職員のケアも含め、事業所運営を行っていきます。

◆介護事業

~福祉事業~

○オーロラデイサービス(通所介護事業)
利用定員:20名(AM、PM各20人/40人)
  • 今年度は、利用前の部屋への呼びかけに重点を置き、プログラムの改善に努めました。平均利用人数も24.8人から31.2人まで伸びてきましたが、様々な理由で欠席される利用者もおり、今年度の後半から取り組んでいる、外出行事など、プログラムの幅を広げて様々なニーズに対応したいと思います。
○ハッピーランプ(訪問介護事業)
  • 質の高い安定したサービスを提供するため、10月より毎週会議・研修を行いました。そして、支援の必要な早朝及び就寝介助が出来る職員を募集しました。さらに、利用者に合わせて、「計画・手順書」の見直しを図り、都度、サービス内容の変更を実施しました。大きな事故は2件ありました。(事故報告あり)
○居宅介護支援サービスオーロラ
  • 11月より事業を再開し、年度末の契約数は31名までになりました。ケアマネージャーの本分としての利用者・家族のニーズに沿ったプラン作成をし、その上で法人の介護事業への利用促進にも努めました。

~公益事業~

○有料老人ホームオーロラ
  • 入居人数は年度末で71名です。27年度は65名からスタートしました。長期入院者や年度中で16名が亡くなるなど、その都度対応し、新規入居者の対応もしていましたが、介護員(ハッピーランプ)の不足により、入居を待っていただくこともありました。
  • 関係機関や家族との調整にも力を入れ、看護師等の対応もあり、大きな事故等がなく、運営を出来ました。今年度も引き続き、安心・安全・快適に過ごせる施設を目指していきます。

以上